<愛犬とずっと一緒に楽しく暮らすための豆知識 10>
今回のテーマは「愛犬とキシリトール」です
こんにちは。
いぬさぷりドクターです。
今回のテーマは「愛犬とキシリトール」です
キシリトールは、人にはダイエット、愛犬には中毒??
2006年、アメリカでキシリトールをイヌに与えると、
肝障害や死亡することさえあるという報告があり話題となりました。
イヌが一定量以上のキシリトールを食べると強い低血糖が起こり、
嘔吐したり重度の場合には衰弱していきます。
嘔吐したり重度の場合には衰弱していきます。
キシリトールはカバノキなどから生成される甘味料で、
ヒト用ではダイエット食品の甘味や、糖尿病患者の砂糖の代用品、
虫歯予防に使われたりしています。
ヒト用ではダイエット食品の甘味や、糖尿病患者の砂糖の代用品、
虫歯予防に使われたりしています。
毒性は動物種によって大きく異なることが知られていて、
ヒトでは大量摂取をした場合に下痢をする程度ですが、
イヌやウサギは感受性が非常に高くなっています。
ネコではキシリトール中毒の報告はありません。
ネコではキシリトール中毒の報告はありません。
ヒトの食品に含まれるキシリトール量は製品によってかなり
バラツキがありますが、小型犬であれば1,2粒のキシリトール
入り菓子を食べただけでも症状が出ることがあります。
空腹時に食べると、非常に少ない量でも中毒症状を引き起こします。
バラツキがありますが、小型犬であれば1,2粒のキシリトール
入り菓子を食べただけでも症状が出ることがあります。
空腹時に食べると、非常に少ない量でも中毒症状を引き起こします。
もしイヌがキシリトールを含む食事を食べてしまった場合には、
出来るだけ早く動物病院に連れて行くことが重要ですが、
出来るだけ早く動物病院に連れて行くことが重要ですが、
早く吐き出させるか砂糖を含む食物を与えることも
緊急対応として行いましょう。