<愛犬とずっと一緒に楽しく暮らすための豆知識 20>
今回のテーマは「年齢と加齢とは?(獣医の目線編)」です
こんにちは。
いぬさぷりドクターです。
もくじ
1.人間の年齢で何歳?
2.何歳から気をつけるべき?
3.ワンちゃんにも高齢化の波が!
4.まとめ
年も改まり、初詣のお願い事を健康とされた方も多いのではないでしょうか?
今回はなかなか実感しにくい(?)ワンちゃんのお歳について獣医目線からお届けしようかと思います。
「うちの子は、人間にすると何歳くらいですか?」
実は一番聞かれることが多いのがこの質問です。
幅はあるものの、1歳で人間の約18~20歳くらいまで
成長してその後は1年で4歳ぐらいのペースで歳をとっていく
という計算の仕方が一般的ではないかと思います。
パピ―のようにかわいいワンちゃんが実は人間になおすと
40代のおじさん/おばさんだったとはよくある話なのです。
これは感覚的なものですが、大体5歳ぐらいからポツポツと大病を
患うワンちゃんに出会うような印象があります。
怖いものでいうと、若くして癌を患ってしまう患者さんにも出会うようになるのがこのころです。
これを人間の年齢になおすと35歳ぐらいです。
確かに自分の周りを見渡しても30代半ばはポツポツ病気を
する人がいる頃なのかなぁと印象を受けます。
厄年というのはある意味当たっているのではないかと思います。
ワンちゃんにも高齢化が言われて久しいですが、
これに関しては獣医目線で特に実感していることがあります。
少し前であれば15歳を超えるワンちゃんを見かけるようになって
『高齢化だなぁ』と思っていたのが、最近は17歳、18歳まで長生きする
ワンちゃんが増えているような印象を受けるのです。
もちろん、お年寄りの病気はありますが、皆かくしゃくとして
毎日生活していらっしゃいます。高齢化の第二ウェーブを感じますね。
今回は獣医目線からの年齢についてのコラムをおおくりしてみました。
次回は獣医目線で加齢と共に気を付けてほしい病気をとりあげさせてもらおうかと思ってます。
今年は戌年!人もワンちゃんも健康で幸せな1年になりますように!