<愛犬とずっと一緒に楽しく暮らすための豆知識 19>
今回のテーマは「乾燥肌にご用心!」です

こんにちは。
いぬさぷりドクターです。

もくじ
1.気の乾燥にご用

2.お風呂にもご用心

3.アレルギー持ちの子はご用心

4.まとめ

いぬさぷりドクター

クリスマスに年越しとイベント盛りだくさんの12月ですね。
キラキラのイルミネーションに心躍りつつ、やり残したことや
年賀状などなどで忙しい時期です。
今回は、冬に悩まされることの多い乾燥について取り上げてみたいと思います。

 

空気の乾燥にご用心

冬は気づいたら手足が粉をふいていて、
痒くなる子も多いのではないかと思いますが、
ご自宅のワンちゃんの皮膚も手をかき分けて見てあげてくださいね。
白い粉が浮いている子をよく見かけます。
特に毛のないお腹はわかりやすいかもしれません。
暖房を使いだすと空気が乾燥するので、
乾燥→痒み→皮膚が赤くなる→さらに痒い
という悪循環になってしまう子も!

風呂にもご用心

お風呂に入った直後は肌がぬれているので潤っているように
みえますが、実は時間が経つとお風呂に入る前より皮膚が乾燥して
しまうことがわかっています。
特に、ワンちゃんの場合はドライヤーを全身にあてるのでより
乾燥が進んでしまいます。
空気が乾燥する冬は特に、スプレータイプの保湿剤などを積極的に使用して
あげると良いですね。

 

アレルギー持ちの子はご用心

アレルギー性皮膚炎、特にアトピー性皮膚炎(脇や内股などの皮膚が
薄い部分に皮膚症状がある子)は遺伝的に皮膚バリアに問題があり、
刺激や乾燥に非常に弱いということをご存じでしょうか?
ひどい子だと、寒い時期に着せてもらっている洋服との摩擦がダメな子も
いるぐらいです。湿度の高い時期はもちろんのこと乾燥する時期も皮膚が
悪化しやすいことを覚えていてほしいところです。
アレルギー持ちの子は特に保湿に気をくばってあげてくださいね!

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まとめ
今回のコラムでは保湿保湿と書いておりますが、最近では獣医界にも
スキンケアという概念が浸透しつつあります。
保湿をしっかりしていると皮膚トラブルの発生を抑えることが
できるというデータも各所でみる機会も増えました。
やはり、人も動物も潤っていないとダメということですね。
この冬は是非、保湿に気をくばってみてください!

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