柴犬
◆原産国 日本
◆大きさ
40cm前後の大きさです
◆特徴
ご存じの通り日本原産の一種。今は天然記念物に指定されています。
柴犬は、日本海に面した山岳地帯に生息し猟犬として活躍していました。
「柴」とは小ぶり、小さいなどを意味するとされています
柴犬より小さい「豆柴犬」も多くなっています
◆柴犬のカットスタイル
水に濡れるのが苦手な子が多い犬種ですが、
最近はとっても大人しくなったりシャンプーさせてくれる
子も多くなってきました!
換毛期、毛がずぼずぼ抜けて楽しく、
たくさん毛が抜けるとワンちゃんもスッキリしたような顔をします(笑)
◆性格
とても忠実です。感覚が鋭敏で、警戒心に富んでいます。
家族に忠実で、武士!といった風情で、他の人に触られるのが大嫌い!
といった子が多かったですが、最近はおっとりしたみんな大好き!な子が
多くなってきたなぁと感じています
耳を後ろに倒して撫でて撫でて♪という顔がとても可愛いですし、
まさに侍のようにたたずむ雄々しい姿もまた魅力的です
◆獣医からのヒトコト
【注意してほしい病気】
①アレルギー性皮膚炎
柴犬は皮膚が弱いというイメージがすでにお持ちかもしれないですが、
アレルギー性皮膚炎の発症が多い犬種です。
アレルギー性皮膚炎は遺伝性におこり、基本的には3歳以下で発症します。
慢性疾患ですので、発症すると一生のお付き合いになります。
②緑内障
こちらの病気も遺伝的に起こります。
急に眼が開かなくなっていたがるという症状がでます。
すぐに治療して眼圧を下げないと失明してしまう怖い病気です
昔は失明してしまう子が多い病気でしたが、手術技術の発達や新しい目薬の発売で
治療によって快適な生活がおくれるようになってきています。
早期発見と治療が大切な病気です
③痴呆症
ワンちゃんの寿命が延びたことで多くなったのが、この痴呆です。
実は柴犬は痴呆になりやすい代表的な犬種です。
夜鳴きや徘徊、多食、同じところをグルグル回るなどの症状がでることが多いです。
症状をだしている子を治すことは残念ながらできないので、好発犬種のワンちゃんには
人間と同じようにEPAやDHAなどを早期に取り入れてもらうことが多いです。
◆トリマーからのエピソード
元気いっぱいな子が多く、
口をあけると笑っているように見える表情がとっても可愛いですね