<愛犬とずっと一緒に楽しく暮らすための豆知識 18>
今回のテーマは「冬の病気といえば・・?」です

こんにちは。
いぬさぷりドクターです。

もくじ
1.椎間板ヘルニア
2.突発性前庭疾患
3.乾燥肌
4.まとめ

いぬさぷりドクター

ついこの間までは、暑い暑いと言っていたのに、
あっという間にちょっと寒いなぁと口をついてでてくるようになりましたね。
季節が巡るのが早すぎてビックリしてしまいます。
さて、今回は寒くなると罹りやすい病気をテーマにおおくりしようかと思います。

 

 

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアという病気を皆さんご存知でしょうか?
どんな病気かよく知らないなという方でも腰痛?といった
イメージは漠然とあるのではないでしょうか?
実は、椎間板ヘルニアは冬の病気といわれているのです。
なぜかはわかっていないのですが、確かに冬に発生件数が増えるような
印象があります。昔、新人のころに「ゆ~きやこんこん♪」の歌にある通り、
ワンちゃんが涼しくなると活発になって外を走るからじゃないかと
先輩獣医師にいわれたことがありますが、真実は闇の中です。
でも最近、病院にきてくれるわんちゃんをみていると
寒がりな子が多いので外で駆け回ってしまってというより、
寒さで体が縮こまってしまっていつもと違う動きや
筋肉の使い方をしてしまうからかなぁと考えたりしています。

 

突発性前庭疾患

「突発性前庭疾患」と書いてしまうとなんだか難しく思われるかもしれませんが、
お年寄りのわんちゃんの間ではわりとメジャーな病気かもしれません。
顔が急に傾いた! 同じところをクルクル回っている! 眼がゆれている!
などなど、とても特徴的な症状を出します。
この病気も冬によくおこる病気で、3週間ぐらいで元に戻ることが多いです。
症状がわかりやすいので、ビックリして病院を受診してくださる方が
ほとんどだと思いますが、同じような症状でも頭の中や耳の中に問題が
あって起こる場合がありますので必ず病院に来てくださいね。

 

乾燥肌

暑いジメジメが終わって皮膚トラブルから解放されて一安心!
でも、実はワンちゃんも乾燥で皮膚トラブルをおこすことも少なくないのです。
皮膚炎らしい皮膚炎が見当たらないのになんとなく痒がっていたり、
フケが多くなったり・・・
思い当たるフシがある方は、今年の冬は保湿を
心掛けてみるのもひとつの手かもしれません。
もしかしたら、いつもの皮膚トラブルが解消するかもですよ!

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まとめ
何個ご存じのことがあったでしょうか?
秋~冬にかけての時期は人間も動物も体調を崩しやすい季節です。
ワンちゃんは特に言葉がしゃべれない分不調がわかりにくいことも
ありますので、不調のサインをしっかりとキャッチしてあげてくださいね。

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