<愛犬とずっと一緒に楽しく暮らすための豆知識 12>
今回のテーマは「愛犬と水」です
こんにちは。
いぬさぷりドクターです。
今回のテーマは「愛犬と水」です
15~20%の水を失うと死に至る??
水は生物の構成要素として最も豊富に存在する物質であり、
その60〜70%が水によって占められています。体内では、体温調整をしたり、
栄養を体の隅々まで運んだり、体内の様々な化学反応に必要であるなど様々な
役割をになっていて15−20%失うだけで死に至ります。
水分の必要量(ml)はエネルギー(kcal)の摂取と同様であり、
50×体重(ml)で概算することができます。
水分は、飲水と食餌の中に含まれる水分から得ることになります。
そのため、食事の種類によって飲水量は異なり、例えばドライフードを
食べている場合よりもウェットフードを食べている場合の方が
飲水量は少なくなります。
犬は基本的に水が大好きなのですが、どうしても飲水量が少ない場合には、
食事の脇以外にも部屋に複数の飲み水を用意しましょう。
ウェットフードを用いるのも水分補給には適しています。
普段から水分摂取量を確認しておき、大幅な増減がある場合には
獣医師に相談してみましょう。飲水量が急に多くなった場合には、
腎臓病や糖尿病の可能性もあります。また、熱中症は5月くらいから増え始めます。
そのため、自宅で留守番させるときにも、たっぷりの水を忘れないようにしましょう。